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title: 株式分割・併合の調整方針
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## 調整後終値（adj_close）

日次株価（`GET /securities/{code}/prices`）は生の終値（`close`）と、株式分割・併合を最新株数基準で遡及調整した `adj_close` の両方を返します。

**時系列比較・チャート分析には `adj_close` を使ってください。** `close` は当時の生値のため、分割・併合の境界で不連続になります。

## 調整後フィールド（`*_adjusted`）

1 株基準の指標も同じ方針で、報告時の生値と**最新株数基準で遡及調整した値**（`*_adjusted`）の両方を返します。

- バリュエーション（`GET /valuations`）: `stock_price_adjusted`・`stock_price_high_adjusted`・`stock_price_low_adjusted`・`pbr_adjusted`・`bps_adjusted`・`dps_adjusted`・`eps_adjusted`・`dividend_yield_adjusted` など
- 配当（`GET /dividends`）: `annual_dps`（報告時実額）と `annual_dps_adjusted`

`GET /valuations` の株価は 2 系統あります。`stock_price`・`stock_price_high`・`stock_price_low` は**その決算期末終値と同じ株数基準**へ揃えてあり、同一行内での終値・高値・安値の比較に使えます（`per` もこの基準。`market_cap` は金額として基準に依らず一定です。ただし `stock_price` と `shares_outstanding` の積にはならない決算期があります — 次節参照）。決算期をまたぐ株価の比較には `*_adjusted`（最新株数基準）を使ってください。

## 時価総額と発行済株式数

`market_cap`・`stock_price` は円、`shares_outstanding` は株なので、`stock_price × shares_outstanding` が `market_cap` に対応します。そして**この積と一致しない決算期があります**。`market_cap` は価格と株数を必ず同じ株数基準の組み合わせで算出しており、次の 2 つの場合に同じ行の 2 フィールドの積とは食い違います。

1. **決算期末が権利落ち日〜効力発生日の隙間に入る決算期**: `shares_outstanding` は各決算期末時点の有価証券報告書・決算短信の記載値（as-reported）で、分割・併合の遡及調整をしていないため、効力発生日まで旧株数基準のままです。一方 `stock_price` は実際の終値なので、権利落ち日から新株数基準になります。切り替わる日が違うので、この隙間に決算期末が入ると 2 つのフィールドの基準がずれます。`market_cap` は株数を株価と同じ基準へ揃えて算出します。
2. **`shares_outstanding` が返らない決算期**: その決算期でも `market_cap` は算出されますが、同じ行の `stock_price` との積では再現できません。

例: オリエンタルランド（4661）の 1:5 分割（権利付き最終日 2023-03-29・権利落ち日 2023-03-30・効力発生日 2023-04-01）。

| 決算期 | stock_price | shares_outstanding | 積（円） | market_cap（円） |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 2022/03 | 23,510 | 363,690,160 | 8,550,355,661,600 | 8,550,355,661,600 |
| 2023/03 | 4,528 | 363,690,160 | 1,646,789,044,480 | 8,233,945,222,400 |
| 2024/03 | 4,849 | 1,818,450,800 | 8,817,667,929,200 | 8,817,667,929,200 |

2022/03 と 2024/03 は積が `market_cap` と一致します。2023/03 だけ決算期末（3/31）が権利落ち日（3/30）と効力発生日（4/1）の間に入るため、株価だけが分割後の株数基準になっており、`market_cap` は株数を分割後基準（1,818,450,800 株）へ揃えて算出しています。この値は正しい時価総額です。**時価総額は `market_cap` を参照してください**。

分割・併合をまたいで発行済株式数の推移そのものを見たい場合は、`shares_outstanding`（各期の as-reported 実数）をそのまま使えます。

## 調整される値・されない値

- 調整あり: `adj_close` と `*_adjusted` の付くフィールド（BPS / DPS / EPS / PBR / 配当利回りの adjusted 系）
- 調整なし（as-reported）: `eps`・`bps_reported` など報告時実額の系列と `close`・`*_reported` の付くフィールド、および `shares_outstanding`。分割年をまたぐ比較には注意してください
- 調整なし（需給系）: 日証金の貸借取引残高（`GET /securities/{code}/jsf-margin-daily` の `loan_balance`・`stock_loan_balance`・`net_balance` と各 `*_change`）も取引所の公表値のままです。権利落ち日から株数の基準が切り替わるため、`*_change` には実際の増減ではない段差が出ます。`lending_ratio` は同じ基準どうしの比なので影響を受けません

as-reported の 1 株指標（`eps`・`bps_reported`）は、決算日後・報告書提出前に効力発生した分割を**発行体が遡及再表示する**ため、IRBANK 側で調整していなくても分割の前後で不連続になることがあります（上のオリエンタルランドの例では `bps_reported` が 2022/03 の 2,309.12 から 2023/03 の 506.5 へ切り替わります）。`GET /valuations` で決算期をまたいで比較する場合、BPS は `bps_adjusted`、DPS は `dps_adjusted`、EPS は同一エンドポイントの `eps_adjusted` を使ってください。

**注意**: `GET /financials` と `GET /indicators` にも同名の `eps_adjusted` がありますが、算出元が異なり値が食い違うことがあります。`GET /valuations` の `eps_adjusted` は `GET /financials` / `GET /indicators` の `eps_computed_adjusted`（計算値ベースの分割調整値）と同一算出元です。`GET /financials` / `GET /indicators` 自身の `eps_adjusted` は別系統の算出値で、直近に株式分割を実施した企業の最新期で調整が未反映になる既知の問題があります。`GET /financials` / `GET /indicators` を使って決算期をまたぐ EPS 比較をする場合は `eps_adjusted` ではなく `eps_computed_adjusted` を使ってください。
