変更履歴
2026年10月6日
銘柄の発行体が提出した開示書類(EDINET の法定開示・TDnet の適時開示)を開示日時の新しい順に返す GET /securities/{code}/disclosures を追加しました。MCP の list_disclosures と同じデータを返します。
from / to(開示日、JST 暦日)で期間を、document_type で書類種別(前方一致。例: 有価証券報告書)を絞り込めます。TDnet の適時開示は書類種別を持たないため、document_type を指定すると EDINET の法定開示だけが対象になります。1 ページは limit(既定 50・最大 100)件で、続きはレスポンスの next_cursor を cursor に渡して取得します。
各書類の本文・章構成・XBRL は、doc_id を GET /disclosures/{doc_id} に渡して取得します。TDnet 由来の開示は開示時刻から 24 時間以上経過したものだけを返します。
各項目の仕様はリファレンスを参照してください。
2026年9月25日
日本証券金融(日証金)の日次貸借取引残高と逆日歩(品貸料)を返す GET /securities/{code}/jsf-margin-daily を追加しました。貸借申込日の古い順に days[] を返します。取得期間は period(1m / 3m / 6m / 1y、既定 1y)で選び、to を渡すとその日を終端にした過去の期間を取得できます。
days[] には融資残・貸株残、差引残、前日差、貸借倍率が入ります。逆日歩は発生した日だけを、自市場分は reverse[]、他市場分は other_exchange_reverse[] で返します。自市場は exchange で指定でき、省略すると銘柄の上場市場から決まります(重複上場は東証を優先)。
逆日歩の fee_per_day・fee_total は 1 株(投資口は 1 口)あたりの品貸料率です。残高と前日差は取引所の公表値のままで、株式分割・併合の調整をしていません → 株式分割・併合の調整方針。
各項目の仕様はリファレンスを参照してください。
2026年9月23日
GET /segments に period を追加しました。period=quarter を指定すると、単独四半期(3 ヶ月)のセグメント別業績を返します。既定は従来どおり annual(通期)です。
period を指定しない場合、返る期間・既存項目の値・行の並びは変わりません。各行に quarter、revenue_basis、operating_income_basis の 3 項目が加わります。
各項目の仕様はリファレンスを参照してください。
2026年9月16日
東証が公表する銘柄別の週次信用取引残高(信用残)を返す GET /securities/{code}/weekly-margin-balance を追加しました。申込日(週末基準日)の古い順に weeks[] を返します。取得期間は period で選べます(26w / 52w、既定 52w)。
返す項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 買残・売残 | 合計と、制度信用・一般信用の内訳 |
margin_ratio |
信用倍率(買残合計 ÷ 売残合計)。売残合計が 0 の週は null |
buy_balance_change・sell_balance_change |
前週比 |
close_price |
週末終値(当該週の最終取引日) |
volume |
週合計出来高 |
各項目の単位はレスポンスの fields[] で確認できます → 単位とスケール。銘柄の発行済株式数は issued_shares_count で返します。残高と同じ株数基準であることを確認できない場合は null になります。
分割・併合の調整
買残・売残・出来高・週末終値は、最新株数基準へ遡及調整した値です(株式分割・併合の調整方針)。前週比も調整後の系列から算出するため、分割の効力週に見かけ上の急増が生じません。
取引所の公表値そのものが必要な場合は、買残・売残・出来高の *_reported を使ってください。*_reported は公表当時の株数基準の値のため、分割・併合をまたぐ期間の時系列比較には使えません。週末終値は調整後の値のみを返し、公表値のフィールドはありません(生の終値は GET /securities/{code}/prices の close で取得できます)。
銘柄単位の調整状態は split_adjustment_status で返します。split_adjustment_status が undeterminable(記録されている分割・併合が株価の段差と合わず、調整できない状態)となる銘柄では、調整後のフィールドが全週 null になるため、*_reported を使ってください。調整に用いた分割・併合は split_events[] に入ります。表示期間より後に権利落ちしたものも含まれ、その行では applied_from_report_date が null になります。
倍率は ratio(分割後株数 ÷ 分割前株数)を使ってください。同じ行の ratio_text は表示用で、取引所の表記から前後の空白を除いたものです。約分していないため、既約とは限りません。取引所の表記がない行では、分割前後の株数から ratio_text を組み立てます。
2026年8月24日
GET /screening の filters を field:op:value:unit の 4 セグメントで書けるようにしました。unit を書くと、その単位で書かれたしきい値をサーバがフィールドの単位へ換算します。
# 「時価総額 1,000 億円以上」
GET /v1/screening?filters=marketCap:gte:1000:hundred_million_jpy
# 「自己資本比率 70% 以上」(equityRatio の unit は ratio だが percent で書ける)
GET /v1/screening?filters=equityRatio:gte:70:percent
これまではしきい値の単位を書く場所が無く、フィールドの単位と違うスケールで書いても値としては妥当なため受理され、意図と違う結果が黙って返っていました(equityRatio:gte:70 が 0 件になる、時価総額のしきい値が意図と違う桁で解釈される、など)。単位を書けば、意図した意味のまま解釈されます。
換算は同じ種類の単位のあいだだけで行います。金額(jpy・million_jpy・hundred_million_jpy)と比率(ratio・percent)が対象で、times(倍)のように換算相手を持たない単位はそのフィールドの単位しか受け付けません。フィールドと換算できない単位を書いた場合は、受け付ける単位を添えた 400 が返ります → 単位とスケール。
unit を省略した 3 セグメント(field:op:value)の書き方はこれまでどおりで、フィールドの単位でしきい値を書いたものとして扱います。既存のリクエストの解釈は変わりません。
金額のしきい値については、旧単位(億円)とみられる値を 400 で弾く移行ガードがありますが、換算が起きる単位を明示した指定はガードの対象外です。marketCap:gte:1000:hundred_million_jpy はそのまま「1,000 億円」として通ります。フィールド自身の単位をそのまま書いた marketCap:gte:1000:jpy は、数値が単位を省略した場合と同じなのでガードが効きます。
MCP ツール screen_securities でも metric_filters[].unit で同じ指定ができます。MCP の金額フィールドは公開済み契約のため単位が億円で、外部 REST(円)とは異なります。どちらの面でも指標カタログの unit が正です。
2026年8月10日
REST API がこれまで百万円・億円で返していた金額を、すべて円(unit: "jpy")に統一しました。フィールド名・型は変わらず、値のスケールだけが変わります。
| エンドポイント | 変更前 | 変更後 | 対象 |
|---|---|---|---|
GET /financials |
million_jpy(百万円) |
jpy(円) |
売上高・利益・キャッシュフロー・BS 項目などの金額 69 項目 |
GET /indicators |
million_jpy(百万円) |
jpy(円) |
net_debt・total_dividends |
GET /segments |
百万円 | 円 | revenue・operating_income・assets |
GET /valuations |
hundred_million_jpy(億円) |
jpy(円) |
market_cap・market_cap_high・market_cap_low |
GET /screening |
億円 | 円 | marketCap・enterpriseValue の値と filters のしきい値 |
GET /financials の average_annual_salary は変更前から円のため単位は変わりませんが、他の金額項目と揃えて整数円へ丸めるようになりました。
1 株当たり指標(jpy_per_share)・株価(jpy)・役員報酬(円)・配当(円)はもともと円のため変更ありません。
GET /screening の filters は、旧単位(億円)とみられる金額しきい値(0 より大きく 100 万円未満)を 400 で弾き、円での書き方を案内します。移行期のみの措置です。
各フィールドの単位はレスポンスの fields[](/screening は GET /screening/fields)で確認できます → 単位とスケール。
2026年8月5日
API ドキュメントサイト(docs.irbank.net)をベータ公開しました。
- はじめに / ガイド / リファレンス / データカタログを掲載
- API リファレンスは OpenAPI 定義から生成しています
- ベータ期間中、仕様は予告なく変更される場合があります
2026年8月5日
GET /indicators に、提出書類に指標として記載される報告値 11 項目を追加しました。これまでは計算値のみを返していました。
roe・per・bps・equity_ratio・payout_ratio・dps・dps_q1・dps_q2・dps_q3・dps_year_end・total_dividends(四半期配当 dps_q1 / dps_q3 は実施企業のみ)
報告値と計算値(roe_computed など)は別のキーで併存し、算出方法が異なるため値は一致しません。単位はキーごとに異なるため fields[].unit で判別してください → 単位とスケール。同じキーは GET /financials と同じ値・同じ単位を返します。
削除した項目
buyback_ratio(自社株買い比率)を提供項目から削除しました。上流の算出が未実装で、全企業・全期間で値を持たない項目だったためです(バージョニング方針の「例外」に該当します)。
レスポンスのキーと OpenAPI 定義の双方から削除されます。削除前の定義では必須プロパティだったため、それをもとに厳密な検証を行っているクライアントでは、定義を再生成するまで /indicators の全レスポンスが検証エラーになります。
期の返し方の修正
決算期変更のあった企業で、years に指定した期数より 1 期少なく返ることがある不具合を修正しました。GET /financials でも同じ事象が一部の企業で発生していました。